抄読会

週一回の抄読会
必要性は充分理解しておりますが、人様(それもあたしより知識が豊富でかしこい人達)にお話するには内容を十二分に理解する必要があり、かなりプレッシャーあんど準備がしんどい(時間もないし)

ネタもみんな勉強になるかつ面白い(興味深い)のを出してこられるし、自分も!と意気込んではいる。
けどなかなか難しい。

今回はランセットの3月号に載ったフランスのプロカルシトニンのトライアルPRORATAをチョイス。

結果は、、、
頑張った。
この論文に対するコメントも読んで

けどより深い所を突っ込まれるんだな、これが
…撃沈…

普段サラリと読むだけでは流してた所が見えたり、勉強になる。けどまだまだ甘かった。
調べて出直して来ます。

まあ、個人的には抗生剤3日減らせなくても有意差無いけど死亡率が低い方がいいし
もっと言うと別にプロカルシトニンのみで決めないで患者さんの状態や他の血液検査所見等複合的判断でいいやん。その一つとして充分有用だと思うけどな。

 

4年生の授業にチューター参加して

4年生の授業にチューター参加してきました。学生さん達がチームに別れ、提示された症例の病態を自分達で把握し、疾患や病期・重症度を判別し、治療計画を挙げるという授業でした。

つまり、私達が臨床でやっていることのシュミレーションです。

それぞれの班に個性がありつつも、わきあいあいと活発に意見を出し合っている姿は見ていて楽しかったです。

私が学生の時には、そんな授業はなかったので、うらやましく思いつつも、「私だったら、全然分からず貝になっていたんだろうなぁ~」とあせる自分がいたのでした。

旅立ち

同じチームで一緒に頑張ってたH先生が、6月から他の病院へ行ってしまいました。先生のためには良いことだとは分かっているけれど、残される身としてはちょっと心細くて、寂しいです。

H先生、一回りも二回りも大きくなって帰って来てね。また、一緒に仕事しようね!!」

私も負けずに頑張ります。

日本臨床救急医学会報告

タイトル:日本臨床救急医学会報告

皆さん、こんにちは。今日は、ちょっと遅れましたが、5/31(月)の日本救急医学会@幕張の報告です。私はこの日の朝にコペンハーゲンから成田空港、バスに乗って幕張国際会議場に向かいました。兵庫医大社会福祉士の木村亜紀子さんの発表を援護するためです。演題は「転院支援から見る救命救急センターにおけるソーシャルワーカーの役割」でした。救命救急センターは単一の科では診られない複合疾患の重症例が多く搬入され、また、高齢社会を反映して一人暮らしだったり介護が必要だったりで、なかなか転院先を探せないことが多いのです。かといって、急患は次々と運ばれてくるのですから、センターのベッドの空きも確保しなければなりません。従来は転院交渉、ご家族の方々への説明など、全て担当医師が行っていましたが、医師は本来業務である患者さんの初期治療、検査、診断、手術、集中治療で手一杯で、電話口に何日も到達できないことも多く、近隣病院への交渉や家族への連絡さえ長い時間出来ないこともよくありました。結果、ベッドの満床状態が続き、新しい急患を断らざるを得ないことも多かったのです。さらには大学ですから教育(医学生に限らず消防署や専門学校などたくさん業務があります)、研究活動もしなければなりませんからなおさらです。アメリカでは以前からこのような業務を行う医療社会福祉士が活躍し、出来る限り医師が医療に専念できるようなサポート体制があります。そして数年前からようやく日本でもこの職務の重要性が認知されてきたのですが、まだまだ数が少なく、また日本の医療にあった活動を求めて未だ模索段階と言えます。

このような中に-あって、今回は、救命救急センターや救急病院で活躍する社会福祉士がワークショップの形でそれぞれの施設の工夫や問題点等を発表し合いました。兵庫医大の木村さんは救命救急センターに一日に何度も来られて、転院先の確保が難しい症例や、支援が必要な患者さんのご家族の聞き取り調査や身体的または心のサポートまで、献身的に相談に乗って下さいます。木村さんは自身の関わった症例を分析して、転院や自宅への退院が難しい理由が、1)呼吸器や精神疾患などの身体的問題33%、2)ご家族のご希望や理解不足32%、3)独居など身上の問題18%、4)その他17%と報告しました。他の施設からも、その地域、その病院ごとに様々な事情や工夫が発表され、多くの問題解決のヒントが示され、座長の定光大海先生(大阪医療センター)の司会もすばらしく、壇上と会場が一体となって議論が進み、非常に有意義なセッションでした。木村さん、ご苦労様でした。明日から、またよろしくお願いします。

 さて、私はそのあと重いスーツケースを持って東京駅に移動して、大阪であった日本静脈経腸栄養学会評議員会に出席するはずでしたが、幕張の議論が白熱して抜けられず、参加できなくなってしまったので、メールで書類だけ送ってパスしました。最近はメールやインターネットでこういうことができるので便利ですね。お休みしてすいませんでした。
 そして、この日最後の締めは、北新地であった当科の平田淳一助教の壮行会です。彼は、6月から西宮市の明和病院外に外科修練のために出向するのです。いままでずっと兵庫医大で仕事をしてきましたから、彼にとっては初めての外地研修で、みんなで大いに盛り上げてきました(残念ながら盛り上がりすぎて写真撮影をすっかり忘れてしまいました)。
 ここでは臨床的なことは個人情報の保護の観点から詳しく書けないのですが、センター長がアウェイの間、我が救命救急センターの精鋭達は、多くの重症の患者さん達の治療を一生懸命してくれていました。頼りになる凄腕メンバーです。
 5/31のまとめ:成田→幕張→大阪梅田(パス)→大阪北新地。長い1日でした。おつかれさま!(自分に言ってます。)

さっきの続きです。

続きです。一昨日からデンマークのコペンハーゲン大学のICUを訪れています。私の友人の友人で、ここに勤めているICU専門看護師であるCaroline Lundさんの招待で、ICU責任者のDr. Janを紹介してもらい、見学をかねて、今後の共同研究や情報交換を行いに来ました。システムがとてもよくまとまっていて、内部もきれいで、映画の舞台のようで、ドクターやナースはとても賢い!という雰囲気でした。デンマークでは医療費は全て国が支払うのでただだそうです。それなのにこのシステムがもっているのは、国民が謙虚だからだと、Dr.Janの話を聞いていて思いました。患者も医療に限界があることを良く理解しているし、ドクターショッピングはあるにはあるらしいけど、病院で大声を出して暴れたり、暴力を振るう人はいないようで、どの医療者もそういうことを心配していないようです。まあ、ここが国立の一番大きな病院で特別なのかもしれませんが。。。

ICU患者一人にNsが一人という規則だそうです。日本の倍ですね。また院内にはICUがいくつかあるのですが、このICUの一画に必要なものは全てそろうように物品が配置されています。日本のように遠くまで取りに行かなくていいということです。またICUベッドのすぐ前にワークステーションがあり、そこにその患者担当の医療者チームが仕事をしています(写真)。潤沢な資金がないとこうはいきませんよね。日本が医療費は安すぎるのもありますが、一番の問題は使い方がうまくないのでしょうね。

ドクターカーやヘリで出かける時に持って行く鞄がとてもかっこ良かったです。ここに全て詰まってるっていう感じですね(写真)。

他のヨーロッパの国々の例に漏れず、ここでも喫煙はまだ一般的なようです。病院内のキオスクにタバコが「TOBAK」という看板とともに堂々と売られていました。

院内には患者とその家族用に本やDVDを貸し出す図書館がありました(写真)。僕たちが入るなり、優しい係のおばちゃんが”May I help you?”と寄って来て、とても親切にシステムを教えてくれました。感染が心配じゃないのかな、と聞いてみたら、移植等で免疫用製剤を飲んでいる患者に渡すときは消毒するといって、ぞうきんで拭く真似をしてました。う〜ん、それでもな〜。大丈夫なんかな?

CIMG0251 夕方から、Carolineにさっと観光につき合ってもらったのですが(有名な建物の“外観”は1.5時間で見るだけは見れます)、店やミュージアムはだいたい午後4時で終了です。とにかくこの国の人は自分の人生をゆっくりと楽しむことが大好きなようです。

夜はCarolineも一緒にみんなでレストランで食事しました。屋外のテーブルを陣取ったのですが、地球温暖化のせいか、スコールのような大雨に見舞われれましたが、それでも気にせずに談笑しながら食べ続ける人たちも居て、本当におおらかな国民性です。

https://youtube.com/watch?v=E18tLrKPxFU%26hl%3Dja%26fs%3D1%22+

初めてのブログなので、要領を得ませんでしたが、今度からいろいろかきこみます。読んで下さってありがとうございました。機会があったらいつでも兵庫医科大学救命救急センターに遊びに行きて下さい。

スイスEWMA&コペンハーゲン大学ICU訪問の報告。

タイトル:スイスから

皆さん、こんにちは。勉強して、やっとブログを書けるようになりました。これから日常のいろんな出来事などを書き込んで行きたいと思います。

今週は、研修医の本多釈人先生、斉田天先生と一緒にジュネーブであるEuropean Wound Manage Association(EWMA)の2010年annual meetingに来ました。一番の目的はTotal Nutritional Therapy (TNT) for Wound Careを日本に持ち込むために、まずはこれを受講することです。

東口高志先生(藤田保健衛生大学医学部外科学・緩和ケア講座教授)と一緒に参加しています。相変わらずかっこいいですね(写真)。



そして、偶然にも講師の一人が、私のアメリカ時代のボス、Stephen F. Lowry先生がNew YorkのCornell Medical Centerに居る時に彼の元で教室で研究をしていたANNABEL E. BARBER, M.D., F.A.C.S. (現在はネバダ大学の女性外科教授)でした。直接お会いするのは初めてでしたが、研究室の仲間の話や、Lowry先生が離婚して今の奥さんと一緒になるときの話も教えてくれて、有意義な(?)情報を得ることができました(写真)。

研究室の同門、ABEL E. BARBER先生と。

 

スイスの街は美しいのですが、街の真ん中でレストランが多くあるところで昼間から”Sex Center”という名前の売春業が営業されております(写真)。

この仕事は完全に合法的であり、そこで働く女性達はちゃんと税金も支払う社会的に認知されたまっとうな職業なんだそうです。ただ女性達はマッチョが多く、華奢な日本人には向いてないかもしれません。
次へ続く。。。

あいさつ

小谷あいさつ画像兵庫医科大学救急・災害医学講座および救命救急センターのホームページにお越し下さり、ありがとうございます。私は2009年4月に本学救急・災害医学講座教授および救命救急センター長を拝命致しました新人教授です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(さらに…)