センター長の雑感

2014年度医局旅行前半組の報告

新しい医局が出来て5年、ようやく初めての医局旅行が出来ました。今年は2班に分かれて、有馬温泉に行きます。昨日と今日は前半組でした。医局員とその家族の方々も参加し,有馬の街を散策し,プールで泳ぎ,金泉と銀泉の温泉に入り,おいしいご飯とお酒を飲んで、ゲームセンターとビリヤードで盛り上がり,夜は部屋で話し込んで,朝もまた温泉に入り、みんなでご飯を食べて、実に楽しかったです。また一段と医局の結束が高まったと思います。7月の第2班の旅行が楽しみです。

 

ビンゴ大会でみな真剣です。

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           プールで遊ぶ!

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           呑んで食べる!

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           ビンゴで当てる!(松山先生,炭酸せんべい、おめでとう!)

CIMG4248ビリヤードで遊ぶ!(救急枠の入学生が参加してくれました:4年生)

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学生さんはふんどしです。

 

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朝ご飯です。

 

では、7月の第2班、張り切って楽しみましょう!

 

Critical Care Nutrition Therapy (CCNT) Forumを開催します!

この度、「医師が体系的に急性期代謝栄養学を学ぶ機会」として第1回 Critical Care Nutrition Therapy(CCNT) Forumを開催する運びとなりました。

我々が日々治療している重症病態の患者さんはご自分ではご飯が食べられませんから、我々医療者が栄養投与を考えなければ餓死してしまいます。また、最近では、重症病態で過剰となったりまたは抑制された免疫修状態を修飾する”免疫修飾栄養素”の効果が徐々に明らかになり、今や栄養投与は栄養管理ではなく治療のツールとして重要な位置を占めています。

栄養管理を体系的に学ぶコースはTNTなどいくつかのコースがありますが、重症管理、即ちクリティカルケアーの分野における栄養治療の理論と実践に集中したコースはありませんでした。

そこで、今回は、TNT クリティカルケアー版を翻訳したテキストを用意して、半日で重症患者の栄養治療を学べるコースを立ち上げました。講師は、兵庫医科大学救命救急センターのTNT資格保持者4名です。彼ら(私を含む)は日常的に重症患者の栄養管理を行っていると同時に、全病院NSTでも活動しているので、重症病態から慢性病態まで幅広い知識を持っています。

講師一同、御参席の皆様が実りある知識をお持ち帰り頂けるよう尽力する所存です。奮ってご参加賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

 

申し込みはweで受け付けております。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/1938510c290908

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第19回兵庫医科大学フロンティア医療セミナー:救急集中治療領域の現状とトピックスのご紹介

Blogをご覧の皆様

来週の3月13日(木)んp1730-18:30に、兵庫医科大学9-1講義室で「第19回兵庫医科大学フロンティア医療セミナー:救急集中治療領域の現状とトピックス」を開催致します。この会は毎回、兵庫医科大学の各科が担当し、それぞれの最先端医療を紹介しています。今回は我々、救命救急センター&救急・災害医学講座が担当です。敗血症(重症感染症)、代謝・栄養管理、外傷、災害医療をテーマにコンパクトにまとめてお話します。また、新しい急性医療センターと新しい救命救急センターの紹介も致します。是非多くの皆まさにご参加いただけるようによろしくお願いします。

 

救命救急センター長&主任教授

小谷穣治

140313-第19回兵庫医科大学フロンティア医療セミナー

140313-第19回兵庫医科大学フロンティア医療セミナー

明けましておめでとうございます。

Blogをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。昨年1年間、兵庫医科大学救命救急センターを応援して下さり、大変ありがとうございました。昨年度は、3月に救命救急センターと救急ICUに加えて、すべての手術室、周産期センター、アイセンターを容れる急性医療総合センターのビルが完成し、救命救急センターの受入数は一昨年度から倍増しました。新しい仲間もたくさん増え、多くの学位論文、英語論文、国際学会での発表などなど、医局の仲間は、今年も頑張ってくれました。「ガイドラインを超えた治療を目指す」、「実臨床に応用できる基礎研究をする」、「情報を世界に発信する」のポリシーのもとに、皆で頑張っています。我々に合流してくれる仲間を待っています。

 

それでは、本年度もよろしくお願いします。

 

2013兵庫医大救命救急センター納涼会2

兵庫医大救命救急センター 忘年会2013

先にきしんさんが報告してくれましたが、先日、当科の忘年会が行われました。多分、医師、看護師、看護補助、事務職、業者の方々などなど、100人くらい参加していたと思います。今年は急性医療総合センターと救命救急センターが新しくなり、搬送患者数も倍増して、忙しい一年でした。それにもかかわらず、大きな事故もなく、年末を迎えることができたのでは、ひとえに、救命救急センターで働くみんなのチームワークの良さにつきると思います。来年度は更にICUベッヅ数が増え、職員も増えます。みんな、今年の良かったこと、つらかったこと、いろんなことをこの「忘」年会ですっかり忘れて、来年度も楽しく明るくそして厳しく頑張りましょう!

 

教授バンド futuring 中尾篤典准教授

http://youtu.be/2dvEXLcgAoo

教授バンド futuring ジョージ大谷<–ギターが下手です。

 

スタッフのダンス&歌

 

O先生ダンス(きゃりーぱみゅぱみゅ)

 

O先生のアンコール

 

 

送別会

一昨日は、兵庫県立こども病院から研修の来られていた山口善道先生の送別会でした。小児集中治療がご専門でありながら、成人の救急を勉強したいとの希望で来られました。3ヶ月の短い期間でしたが、とても真摯に取り組まれ、我々もおおいに刺激を受けましたし、同時に、画像読影や小児へのアプローチ等、多くの事を教えていただきました。

このように、当施設では、あらゆる領域の先生方が短期や長期の研修を受け入れております。ご興味のある方は、どうぞご遠慮なくご連絡を下さい。お待ちしております。

ご本人の許可の元に、最後にいただいたお手紙を以下に貼付けました。

<山口先生のお手紙>

この3ヶ月、先生方には本当に親切にしていただきありがとうございました。成人の救急・集中治療に関して知識も技術もなく、とくに当直や初療の場面ではひたすらにご迷惑をおかけした日々でしたが、しようもない質問にも丁寧にご指導いただきありがとうございました。先生方お一人お一人に感謝の気持ちでいっぱいです。

いわゆる一般小児科の知識しかない私が、半ば漫然と行ってしまっていた小児救急医療について、本来あるべき姿を考えるにあたり、まずは成人の救急を知りたいというところが出発点でした。こちらに来させていただき、学ぶことが多く大変勉強になり本当に良かったです。今回3ヶ月研修させていただいたところで、こども病院でこちらと同じことがすぐにできるようになるとは思いませんが、小児においても、あるべき救急医療がきちんと行えるよう、病態を考え、しなければいけないことを適切に判断し、それを速やかに行うよう、一歩一歩前進してまいりたいと思います。

本当にありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い致します。CIMG2605 のコピーCIMG2607CIMG2608

寺嶋真理子先生が日本外科感染症学会ベストポスター賞授賞!

今週神戸で行われた第26回日本外科感染症学会にて、当科の寺嶋真理子先生が、ポスターセッションの最優秀賞を取りました。お嬢さん保育園に迎えに行ってしまって会場には居なかったので、とりあえず授賞式は私が代わりに登壇しましたが、そのあとの授賞スピーチには戻ってこられ、すばらしいスピーチをされました。おめでとうございます。寺嶋先生は以前にも腹部救急医学会で、open abdomen managementの工夫でAWARDを授賞しておりますし、魚油の点滴の開発でも今年の朝日新聞全国版に載りました。母、救急外科医、研究者の3役をこなすスーパーウーマンです。

CIMG2582金一封はご本人の希望により、医局に寄付されました。

CIMG2585走って戻って来たので、はーはー言ってます。

上田敬博副センター長@ACEM2013

第41回日本救急医学会に引き続いて、いよいよ今日からAsian Conference of Emergency Medicineが始まりました。兵庫医大救命救急センターからはこの国際学会に6演題の発表がアクセプトされました。本日の筆頭は、上田敬博副センター長です。当科が過去3年間に渡ってカンボジア軍に入り行って来た医療支援の報告と、今後の課題についての発表でした。いまカンボジアで医療支援を行っているアメリカ人女性医師、オーストラリア医師などから高い評価を得ており、講演後に名刺交換をして、今後の協力体制を約束しました。

日本救急医学会&アジア救急医学カンファレンス(ACEM)in 東京

日本救急医学会&アジア救急医学カンファレンス(ACEM)in 東京に来ています。今回は、救急医学会に3演題、ACEMに6演題、頑張りました。今日は銀座で前哨戦飲み会でした。出向中の井出先生(愛媛)、これから仲間になる寺坂先生(北九州)も参加してくれました。

JAAM&ACEM2013前哨戦飲み会1

久保山副センター長のトリアージに関する研究が神戸新聞に載りました。

引き続き、研究のお話です。当科では多くの研究が進行していますが、基礎研究や臨床研究のみならず、災害医療についても精力的に研究活動を行っています。今回は、当科の久保山副センター長が、神戸大学神緑会の研究費を得て行った研究が神戸新聞に掲載されました。災害現場で黒タッグ、即ち死亡しているか救命不可能と判断することは、そのトリアージ実施者の心の負担になるという研究です。実際に、JR脱線事故で113名もの傷病者を受け入れた兵庫医科大学でこそ、実感をもって進められる研究テーマと思います。

H25 01 28 神戸新聞 救命救急センター 久保山講師

このような災害研究をしたい方は、どうぞ我々の研究室のドアをたたいて下さい。待っています!

医局電話:0798-45-6514

医局FAX:0798-45-6813

医局メール:em119@hyo-med.ac.jp