SCU訓練@大阪国際空港
9月1日
内閣府主催の災害訓練に参加しました
私たち兵庫医科大学救命救急センターの兵庫DMATは
大阪空港でSCUでの診療と診療部門のリーダー(山田太平助教)を担当しました
浜松や羽田から空路搬送された重症患者をSCUで、近隣の医療機関に搬送できるか評価し、バイタルサインが不安定になっていれば安定させたり、適切な処置を追加します
診療部門のリーダーは搬送された傷病者の状況を把握し、どの搬送方法でだれを最優先に搬送するか判断します
山田先生先生は他の医療機関から参加しているDMATメンバーをまとめ円滑にマネージメントをしていました
山田太平先生はは当センターの災害医療の隊長みないなもので、他のDMATからも信頼されています
災害はいつおきるかわからないので、常日頃から訓練を行い、冷静に迅速に行動できるようにしておく必要があります
当科では災害医療の研修も可能です
災害医療に興味のある方も是非ご連絡ください
第3回 Critical Care Nutrition Therapy Seminarのお知らせ
皆様、好評を博しておりますCritical Care Nutrition Therapy Seminarですが、第3回を以下のように行うことになりました。グループに分かれてcase studyをしますので、参加人数に限りがありますが、どうぞふるってご応募下さい。 なお、今までは無料で行って来ましたが、ようやく内容もブラッシュアップを重ねて固まり、また実は諸経費もかかりますことから、今回よりわずかながらいただくことにしました。しかし、お弁当は◯千円以上の豪華ものですし、TNT Critical Careの日本語翻訳テキストももれなくついてきますから、経費以上にお得なことは間違いありません! それでは、皆様のごお応募をお待ちしております。
申し込み方法:WEB申し込み制(先着30名)(参加費2,000円)
https://pro.form-mailer.jp/fms/73f910c580871
応募多数の場合は、経験年数によるグループ分けの上、各グループごとに抽選とさせていただきます。
プレホス(ドクターカー)研修募集について
残暑厳しいですね。ご機嫌いかがでしょうか?
ドクターカーによるプレホスピタルケア(プレホス)活動も
各市町消防署との連携が迅速・円滑になり
より適切な活動が行えるようになっています
そこで
他病院で新たにプレホスを立ち上げようとしている医師や
人生で一度だけ、短期間でもドクターカーによる医療を経験してみたい
という医療従事者を担当にプレホス研修を受け入れます
都心部のプレホス活動は内因性重症疾患から外傷疾患まで様々です
お問い合わせは
までご連絡ください
One for All , All for One
NYからの嬉しい報告
ニューヨークのMaimonides Infants and Children's Hospital of Brooklynの小児科研修プログラムで研修していた伊藤仁香先生(急性岩野先生)からレジデンシー卒業とベストレジデンシー受賞のお知らせが届きました。海外で頑張る仲間に心からエールを送りたいと思います。
小谷穣治先生
お世話になっております。先日レジデンシーの卒業式が行われました。手前味噌ですが、ベストレジデント賞を受賞することができました。この3年間を有意義に過ごすことができたのは小谷先生を始め、古巣の兵庫医大の先生方に常に支えていただいたおかげです。
7月1日からは同じ病院のホスピタリストとして勤務し、もう一度小児救急のフェローシップのポジション獲得に挑戦する予定です。10月に小児専門医試験があり、年末までは帰国する予定はございませんが、またお会いできるのを楽しみにしております。
以上簡単ではございますが、卒業しましたことをご報告させていただきます。
伊藤仁香
同門会からお祝い:なんのお祝い?
ガウンテクニック
縫合トレーニング
最後の砦
ドクターカーの出動回数が増えています
各消防への認知が進んできたのと、兵庫医大救命救急センタードクターカーが「信頼」されている所以だと感じています
またプレホスは「パフォーマンス」で終わってしまっては意味がありません
また臨床能力は経験値に比例します。多くの症例を経験することが、多くの命を救うことに繋がります。そこには多くのスタッフ、上級医のもとで修練することが大切です
先日も兵庫医大救命救急センタードクターカー出動により、いままでなら救うことができなかった命を救う事案も増えています
歩行中に倒れた女性
119要請されたときは心肺機能停止 すぐにドクターカー要請
現場着いてすぐに気管挿管、アドレナリン投与、除細動繰り返し、蘇生しながらセンター搬送。
センターで人工心肺(PCPS)まわし、心拍再開、心カテで心筋梗塞と判明し冠動脈の閉塞部にステント留置→再開通
途中対光反射が出てきて、体動でるようになったのでなんとか元気になってもらいたいです。
病院に搬送されるのを待つだけだったら絶対に助けることができない患者さんも、医療スタッフが現場やその近くまで向かい応急処置を開始する病院前救急診療は今後も多くの命を救うのに貢献していくと思われます
このように24時間365日、救急医とCCU(循環器スタッフ)がまったく敷居なくコラボして救命+処置できるのが兵庫医大救命救急センターなのです
さらに阪神地区の「最後の砦」としてスタッフ一同地域医療に関わっていきたいと思います