スタッフの雑感

冬休み救命救急センター実習・見学募集開始します

もう新年まで1か月と少しになりました

救命救急センターも慌ただしくなっています

 

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当センターでは冬休みを利用した医学生さん、医師の実習及び見学を受け付けています

医学生さんは、将来の医師像を見つけるため、あるいは学生生活のモチベーションを上げたい人

後期研修医の先生方は、まだ将来像を決めれない、あるいは決めたけどやっぱり迷っている人

中堅・ベテラン医師は、救急やりたかってんけど思う存分できずにもう一度救急医療に燃えてみたい、かじってみたい

あるいはスペシャリティーをもったけど救急医療をもう一度ちゃんと学びたいという人

理由はともあれとにかく救急医療に触れたい人

日勤帯(9時から17時)だけの見学でも夜勤帯(翌10時くらいまで)でも実習を受け入れています

興味のある方は下記までご連絡ください

副センター長 上田

 taka33chan@gmail.com

第22回兵庫県救急・集中治療研究会

もう11月も後半ですね

ご機嫌いかがでしょうか?

先週土曜日に行われた兵庫県救急・集中治療研究会に参加してきました

今回は一般演題の座長を仰せつかりました

微力ではありますが、フロアからは活発な議論が出て盛り上がりました

県内の救急・集中治療医らが集まり症例検討や治療方法に対するトピックスを議論しあうのは貴重です

今回は、この場で知り合うことができた先生方と今後も勉強会や研究会をもっとやっていこうと新たな企画もできそうな収穫がありました。

特別公演は産業医科大学の 救急医学講座の真弓俊彦教授のご講演でした

SSCG2012と日本版敗血症診療ガイドラインに違いが出てくるのはなぜか?また、エビデンスはどのように参考にするべきか?

日頃診療していて、ガイドラインで矛盾を感じる部分について興味深い講演をしていただきました

私も「エビデンスのエンドポイントは何を信用したらいいのか?質の高いエビデンスをデザインするにはどうしたらいいのか?」などを質問しました

大変充実した時間となりました

来年はまた当センターから演題を出したいとおもいます

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指導医研修

みなさん こんにちは ご機嫌いかがでしょうか?

今日は救急医の臨床現場以外の仕事を御紹介します

救急医(中堅以降)になると臨床現場以外での活動・仕事をする機会が増えます

先週末は芦屋消防さんの指導医研修に伺いました

年3回 事例検証 レクチャー  実技訓練の見学をします

事例検証では傷病者の観察・処置が適切であったか、どういうことに注意すべきかなどを検証します

今回のレクチャーは「アナフィラキシーショック」について病態と処置について講義しました。

英国で使用されているアナフィラキシーショックのアルゴリズムやエピペン使用法に対する注意事項についてもレクチャーしました

最後は災害時の現場指揮所設置訓練とエアーテント設置訓練を見学しました

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このエアーテントは90病で設置できて蛍光灯や点滴フックをつけることができるので、当院にも欲しいとおもってしまいました

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消防の方とこのような定期的な講習会をすることは顔と顔がわかる関係(face to face)が構築でき、日頃の救急搬送や受け入れに非常に役に立ちます

芦屋消防さん、これからもよろしくお願いいたします

 

災害時のトリアージ

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今朝のモーニングレクチャーは橋本助教による災害時のトリアージの実際という講義でした

 

災害時、多数傷病者が発生したときのトリアージ(治療優先順位づけ)とトリアージタグの記載方法についての講義でした

 

ローテーターのみなさんは次からトリアージができるはず・・・ですね

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新しい仲間のご紹介

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9月、10月に新入局と短期研修の仲間が増えました

A先生(左から3番目)は外科医ですが外傷と集中治療を学びに3か月の短期研修

その右となり Y先生はこども病院から救急初療・集中治療の研修で3か月研修

F先生(右から2番目)は麻酔科の専門医で今回新入局となりました

短期でも入局でも同じ仲間、同門としてともに劇的救命めざし頑張りましょう

チャンカワ先生の朝レク

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当センターでは毎朝、研修医の先生を対象としたレクチャーをおこなっています

写真は整形グループのチャンカワ先生による四肢外傷の固定方法を指導しているものです

良肢位やオルソグラスの使用法や固定の仕方、注意点を教わりました

研修医だけでなくスタッフDrにとってもいい勉強になりました

 

各々の専門分野を共有することは救命救急センターならではのメリットですね

 

 

再会

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の場面の一番後ろでにこにこの笑顔。
⇒緊張感抜けるんですけど。。。ここ大事なところ!

というかなぜここに?(身内だからですが)

元うちに出入りされてたMRさん(私立ですので)。
MRさんはback stageで私たちを支えてくれる貴重な存在で、
行き詰った医療の突破口となる情報をくれたり、
仕事の愚痴を聞いてくれたりと、「戦友」だったのです。
この方たまたま「親とも」でもあったのですが。

「前線」での(スイッチの入った)姿は見られたことなかったわけで、
やりにくぅ~~~~!!!!


まぁ、会えることはないと思っていた、写メで自慢され倒した娘さんやお話で伺っていた出来た奥さんにお会いでき、
非常に親しみのある想像と一致する娘さん奥さんで、MRさんの温かいプライベート(一族)を垣間見れるのはなかなか無い機会で、
不謹慎ですが、非常にうれしかったです。
(ちなみに、奥さんはきちんと感があるけど柔らかい透明感のある感じ。
  娘さんは母似のべっぴんさんで、のびのび感のあるお利口さん。)

(その人(MRさん)を支えている人達を見ることが出来るのはいいですね。)

患者さんの経過は幸運にも順調で、転院の日の眩しい春の日差しは最高でしたね~~
(その後も順調であることを願います)

これからもお互い頑張りましょう。
またどこか学会会場でお会いすることを楽しみにしています。

tera

 

 

See you again!

Croatiaのリエカ大学から勉強にきていたDamijanくんは無事日程を終了し帰国されました

 

最後の週は救命センター幹部?の送別会を兼ねたSukiyaki Partyに招待しました

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三宮のすきやきの老舗「とけいや」で日本文化・日本の食事を堪能してもらいました

そして大学主催の送別会

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K山先生、H本先生、M子先生や研修医の先生たちも別れを惜しみつつ参加してくれました

出発前日はいさむ先生と近くの中華屋さんで五目そばに挑戦していました

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短い間でしたが日本の医療、文化を学び、楽しんでもらえたとおもいます

立派なDrになってくださいね

 

学生講義

BLS/ALSの講義の最後は外科G配属研修医+学生有志のデモで締めてみました。
台が高くて胸骨圧迫が不十分などなど、致命的な突っ込みどころ満載ではあったのですが、

いいんです!

せっかく臨床医が授業をするんだもの。
医療現場の臨場感が伝わったらそれでいいんです!
  (伝わったのかなぁ?)

教科書に書いてあることだけなら、授業いらないですものね。

デモ隊のみなさん、練習時はどうなることかと(臨床でどうしてたんだ?とも)思いましたが、

上級医のダメ出しで、デモ取りやめになりかかった時に、
「僕たちやりたいです!」と言いに来てくれ、
そのやる気(?後輩の前に出たかっただけ?)が非常にうれしかったです。

無事演じきって頂き、ご協力大変ありがとうございました。

臨床でもぜひともしっかりお願いしますよ!!!!  

tera

午前3時

疲れ過ぎ、憔悴した日に撮った写真をupし忘れていました。
金曜から土曜にかけての夜勤は大荒れでした。8件の傷病者を受け入れ、昼間は整形G2件外科G1件のオペがあり、この日も深夜に松ケン先生と2人でデグロービング外傷のオペに入りAM3時過ぎてようやく休憩となりました。みんなnatural highな状態で未明にアイスを食べているところです。この日はみんなよーがんばったね。
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あと、余談ですがこの日は後輩の松ケン先生の素敵な一面を垣間見ることができました。お子さんをかかえた外傷患者さんや搬送先が見つからなく北大阪の方から受け入れた外傷患者さんに処置の合間ごとに「大丈夫ですか?」とか「もう少しで終わりますよ」とか優しい言葉をかけていた松ケン先生。そういう対応は教科書にも書いておらず、若い時は手技に集中しがちなのによく周りをみていて感心しました。あまり褒めすぎると調子こくかもしれないのでこれくらいにしておきますが間違いなくいいDrに成長していると感じました