スタッフの雑感

カンボジア医学生研修記

 

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先月7月13日~20日まで カンボジアの医学生のLiheng(リヘイン)君が日本の救急医療を学ぶために当センターで研修を行いました。

Liheng君はカンボジアは首都プノンペンにあるBrigade70th内の看護師として7年勤務後

現在カンボジアでEMS支援活動をしているJPR(日本国際救急救助活動支援会)の援助をうけ

現在カンボジア初の救急専門医を目指し同国の医学生3年として学んでいます

そして今回JPR・正井会長のサポートを受け日本の救命救急センターで研修を受けることになりました。

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Liheng君はたぶん、医師になったら「呼ぶ人」になるに違いありません

当直初日は重症患者が朝まで絶えることなく搬送され、夕食は日付が変わる直前になりました

カンボジアでは診れない症例や処置を経験できました

 

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ほとんど睡眠時間がなかった当直あけも、他の研修医と同じように重症熱傷の処置に参加してもらいました

いきなり日本の救命救急センターの洗礼をうけた初日となりました

夏休み 救命救急 実習 随時募集!

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暑中お見舞い申し上げます

暑いですね

暑い時こそ熱い劇的救命実習に参加しませんか?

当センターでは医学生、医系学生は1学年からの見学・実習を受け付けています

1日、当直、数日間どれでも対応できます

当センターの特色は阪神地区という人口密集地の中心に位置し、工場地帯もあることから

内因性重傷疾患や多発外傷までまんべんなく症例を経験することができます

救急スタッフも各分野のエキスパートが集まっており、かつ他科との連携も抜群にいいのです

せっかくの夏休みを貴重につかってみてはいかがでしょうか?

下の写真は昨日の並列対応です

7市1町からつぎからつぎ重症患者さんが搬送されてきます

 

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お問い合わせは

em119@hyo-med.ac.jp

まで

 

手洗い講習会

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本日のモーニングレクチャーは手洗いとガウンテクニックでした

1患者1手洗いを徹底させましょう!

ジェネラル・ルージュの・・・

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外傷による肝嚢胞破裂の手術の様子です

手術に入っているのはジョージ教授 、勇先生、若きエースN村先生

N村先生はまだ若いですが、ジョージ先生や勇先生の指導の下、手術を適切かつ手際よくこなしていきました

大学病院でも若い時期から助手としてではなく術者として修練できるのも当センターの魅力であります

N村先生はそのいでたちから救命救急センターの西島秀俊といわれています

松坂桃季 阿部寛 坂口憲治etc 自称でも 自薦 他薦でも待っていますよ!

 

 

 

また戻ってきてや!

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7月1日から新しいタームの研修医ローテーターになりましたが、昨日は前回ローテーターの最終日

みんな医師になって最初の研修先が救命救急センターなんで、面食らったことも多いと思いますが

1人も脱落者?なく、皆が支えあって、3か月目には段々医師らしい顔になってきました

これから長い医師人生、いろんなことがあると思いますが、つらくなった時や相談あるとき、気分転換したいときはいつでも医局に遊びにきてくださいね

また救命救急センターで一緒に働くことができたらいいなあ

待ってます

みんないい顔してるで!

 

 

 

GOOD PRESENTATION! 

unnamed大宮で開催された第40回日本熱傷学会学術集会で

当科の若手のホープのS先生が口演発表されました

今回 は

陰圧閉鎖療法、自家培養表皮移植を用いた全身3度熱傷の1例

と題した発表でした

会場が予想以上に多く、かつ多くの人が席を埋めており、親のような気持ちで共同演者として発表をききました

親ばかな言い方ですが、発表内容が簡潔・わかりやすく、インパクトもあり、いい発表で質問に対する回答も私が出る必要もなく

適切な応答をしていました

救急領域での再生医療で自家培養表皮による広範囲熱傷の治療は注目されつつあります 

今後も精進を重ね、多くの患者さんを治療できるように頑張りたいと思います

また、兵庫医科大学救命救急センターは重症管理が非常によく、広範囲熱傷のショック期死亡率が低いことが特徴です

近年、人工真皮や被覆材の開発が進み、自家培養表皮による治療などで超急性期を離脱できれば救命率が上がることが自験例でも実感しています

重症熱傷の初療対応・集中治療管理・手術に興味のある方は是非一緒に熱傷治療を発展させていきましょう!

熱傷専門医はじめ、救急科専門医や手中治療医が指導いたします

最後に下の写真は、発表前日の打ち合わせ?のものです

後輩の進路などについてもいつで気さくに乗れる先輩drも多くいます

救命医療を目指す人、かじりたい人 お待ちしています

 

                                                               

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第1回北摂ISLSのお知らせ

脳卒中初期診療コースのお知らせです

脳卒中患者さんの初期対応について座学と実技を行います

特に脳卒中評価NIHSSを取得します

6月21日(土)

場所:市立豊中病院 9時より

募集人数 24名

受講料10,000円(資料・昼食込)

希望者は名前 フリカナ 所属機関 職種 メールアドレスを明記の上

isls-han@hyo-med.ac.jp

までご連絡ください

 

 

 

 

 

 

 

 

実習生・見学を随時募集しています

学外からもたくさんの医学生さんが、ここ救命救急センターの実習・見学に来られています


近畿大学医学部からの医学生さんの実習感想文を御紹介します

 

~今回私は兵庫医科大学の救急救命センターにて、2週間実習させていただきました。その実習の中で色々な事を学ばせて頂きましたが、主に2つのことがすごく印象的でした。
1つ目は、同じグループに兵庫医科大学の同じ6年生の学生の方もいて一緒に行動することが多かったのですが、その学生が同じ学年にも関らずほぼ研修医の先生のように動いており、また要求されている内容も学生の自分から考えたらすごく高度な内容を要求されているように感じました。
そのせいか、今まで自分が行ってきた実習に比べ凄く実践的な実習を今まで行ってきたのだろうと思い、今後私自身も実習を行う時間は短くなりましたが、もっと実践的に、そして積極的に実習を行っていこうと思いました。
2つ目は、先生方と学生の距離感が凄く近いと感じました。
今までの実習では先生方とお話させていただく時間はありましたが、あまり深い話などはさせて頂いたことはなかったように思われます。
しかし、救急救命センターでは先生方と一緒にいる時間が長かったせいか、先生方のお人柄が少し垣間見える瞬間もあったように感じ、また一緒に冗談などを言ったりする機会などもあり、本当にチームの一員になれたような感じもして、凄く新鮮でありました。
最後に、2週間解らない事ばかりで迷惑をかけることも多分にあったと思いますが、面倒をみていただいて感謝しております。
残りの実習では、救急救命センターで習ったように積極的で、実践的な実習を近畿大学で行っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

6年生医学生さん実習感想文より

~せっかくなので今回実習にこられた6年生医学生さんからの感想文を紹介します


私もいきたい! 僕も見学したい!という研修医 医学生(学年問わず) あるいは卒後3年目以降の先生方がおられましたら


いつでも御連絡ください!

          em119@hyo-med.ac.jp

      まで

 

~今回私は6年生の選択ポリクリで救命センターを選択しました。以前より興味があった救急で実習することに抵抗は感じませんでしたが、研修医の先生同様のスケジュールで行動してみると、それは想像以上に厳しい世界であると感じました。また、実習期間の中で2回の当直をさせていただきましたが、夜間の業務は地味なものが多くこれもまた想像していたものとは異なりました。
今回の実習期間において、2度ドクターカーに同乗する機会がありました。どちらも3次医療機関での治療により2次医療機関への転院が可能となった症例でした。経験豊富な医師と看護師が乗り、患者さんの状態をモニタで確認しながらの緊張した時間はとても長く感じましたが、転院先の病院で患者さんがご家族に会えたときの、あの笑顔は忘れられません。
たった2週間の実習でしたが、もっとも濃い、良い経験のできた2週間だと感じます。実習が終わってしまうのがとても寂しいです。救命センターで2週間行動をご一緒させていただいたチームの先生方をはじめとする先生方、コメディカルの方々、大変お世話になりました。言葉でお伝えできないほど感謝しております。皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

 

若きしの志は救命救急医療を救う!ピカピカの1年目Drたち

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研修医の先生方のオリエンテーションが終わり、本格的な業務が始まり2週間が経ちました

今回の1年目研修医さんたちは、積極的に仕事を覚えようとする意欲が高く、熱心でチームワークもありまとまっています

どの科の専門医になるかはわかりませんが、どの科に行っても救急対応や急変時対応は必須です

医師になって最初の科が救命救急センターであるのは大変でしょうが、逆に初めから救急対応や集中治療管理を学べることはラッキーなのかもしれません。

たった3か月しかないのでしっかり学んでいってくださいね

また選択ポリクリの6年生の皆さんも、実習というより戦力として救命センターを支えてもらい頼もしく感じました

またいつでも実習に来てください!