投稿者: きしん
学ぼうBOSAI
本日午前9時30分よりNHK Eテレの学ぼうBOSAIという番組にて当科の山田太平医局長の活動が取り上げられ放映されます。お時間ある方は是非ご覧ください
2015年 始動
冬ジャケ
冬になりますますドクターカー出動依頼が増えています
プレホス用の冬用ジャケットもようやくきました
夏ジャケと同様、mont-bellさんのジャケットですが
肌心地よく暖かいし、現地での活動がしやすそうです
全国の老若男女のドクター・ナースのみなさん
このかっこいいジャケット着て一緒にプレホスしませんか!
プレホスピタルケア
年末、寒冷になると重症患者さんや外傷患者さんが増えます
写真は先日のドクターカー出動時のもので、ドッキングポイントで現場からの傷病者搬送を待っているところです(1分くらいですが)
この日は1晩に3件の出動要請がありました
交通外傷 吐血(消化管出血によるショック) 呼吸停止・・・
外傷も内因性疾患もという慌ただしい夜でした
ドクターカー出動により病院到着前に心肺停止となるような傷病者が、救える事例が増えています
この日もそうでした
兵庫医科大学 救命救急センターは7市1町で人口180万人以上を診療圏とし、都市部での病院前診療を行っています。
今後もドクターカー出動要請が増えていくことが予想されます
プレホスを経験したい、自分の病院にも導入したいので勉強したい、プレホスを極めたいという
医師、看護師さん
一緒に劇的救命しませんか?
見学・実習 入局 入職 随時募集しております
師走
脾臓破裂+出血性ショックの緊急手術
自家培養表皮
今年1月1日より10月31日までの間で兵庫医科大学救命救急センターに搬送された重症熱傷患者は35件と前年よりも大幅に増えました。今日も広範囲重症熱傷(熱傷面積70%)の患者さんに対する自家培養表皮の植皮術を行いました。10月より熱傷センターが設けられ、救急医や形成外科医、看護師、リハビリ医、リハビリスタッフらがチームとなり患者さんの治療・ケアにあたっています。数年前であれば熱傷面積70%であればまず救命が困難と考えられていましたが、高度な集中治療管理で急性期を乗り切れることができ、採皮部がほとんどなく植皮ができないと考えられていた場合でも患者さん自身の少ない健常皮膚の一部を培養し、それを植皮することで救命率が向上し、社会復帰さえ可能となりうるところまで医療技術は進歩しています。今後は広範囲重症熱傷の自家培養表皮のストラテジーを提唱していくにとどまらず、組織学的・免疫学的な創部と植皮片の生着因子の研究なども行い、重症熱傷患者さんの治療に貢献していきたいと考えています