救命医療学会

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寒くなりましたね

少し前になりますが

9月17日に福岡大学病院で開催された救命医療学会に兵庫医科大学救命救急センターからは4題の一般演題とシンポジウムにジョージ先生が参加しました

臨床・研究・教育を両立するのは大変ですが、大変だからこそやりがいも感じます

明日の医学の発展のため、一人でも多くの命を救うため日々精進していきたいとおもいます

 

スタッフ一同

 

 

第20回阪神ISLS

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10月8日(土)関西ろうさい病院で第20回阪神ISLSを開催しました。

ISLSは脳卒中の初期診療コースで、脳外科や脳卒中専門医に診てもらうまでの気道・呼吸・循環が不安定な時に処置を行い安定化させたり、NIHSS(脳卒中重症度スケール)を適切かつ迅速にとれるように学ぶコースです。

今回も27人もの受講生が参加していただきました。

今回は脳卒中治療ガイドライン2015の初期診療のトピックスも講義させていただきました。

上田副センター長が朝日新聞に取材されました。

根っからの臨床医(もちろん研究業績もたくさんありますが)の上田敬博副センター長が朝日新聞に取材されました。当センターは、上田副センター長のような気概のある救急医たちが阪神地域救急医療の最後の砦として、そして西日本で一番症例の多い熱傷センターとして、日々頑張っています。少しでも救急医療や集中治療を勉強したい方はお気軽に施設見学に来てください。『2016.08.27 朝日新聞(朝刊)27面 (承諾書番号A16-1260)』

160827-上田敬博先生on神戸新聞

くまもと

kumamoto休みを利用して4月の熊本地震の際に活動した避難所だった江南中学校 健軍東小学校 熊本県立第二高校と被害が大きかったため病院避難を決定し多くの入院中の患者さんを他病院に転院するのを手伝わせていただいたくまもと森都病院、南阿蘇村白水庁舎を訪れてきました。 写真はくまもと森都病院の当時の搬送トリアージに遂力されたコアスタッフの副院長と師長さんらです。 当時はDMAT側と病院側の窓口(連携役)を固定し混乱している状況でもなるべく混乱を避けようとチームビルディングをしたように覚えています。 当時の活動終了後、当時のことやその後のことの話ができないこともあり、4ヶ月経って気になっていたので活動した場所を振り返る目的で熊本にいきました。 くまもと森都病院では当時の被害状況や患者さんらへの対応について詳しく聞くことができました。屋上の貯水タンクが壊れて病棟は水浸しになり、壁にいろんなところに亀裂も入り水は使えない状態で、入院患者足の踏み場もないくらいぎっしりと外来待合室の床に並べ集めて管理せざるおえない状況だったとのことです。また、人海戦術で患者さんをおぶって1階まで搬送したり、排せつやおむつ交換ではプライバシー保護のために看護師さんやスタッフが人間カーテンとなってプライバシーを少しでも維持しようとしたこと、などなど今だから聞けることがたくさん聞けました。また、DMATなど災害医療チームが入ったときに介入された医療機関側はDMATが何をしてくれるのか?どうコミュニケーションをとればいいか最初は困惑したことなども聞けました。この点は災害医療の今後の課題だし、 内外で検討し活かしていきたいものです。当時活動していて感じたのは熊本のコミュニティ、繋がりの強さでした。ここの病院もチームワークは抜群でFor PATIENTSが一貫していました。避難所でもリーダーを中心としたネットワークや協力体制が作られていました。マニュアル厳守ばかりではできない大切な人としての原点を熊本ではみることができたように思います 

内視鏡治療

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内視鏡を用いて食道静脈瘤の治療を行っています

急性期(吐血時)にEVL(結紮療法)で止血後、さらにそのままにしておくと出血するリスクが高い部分に医療用の硬化剤を注入しているところです(EIS)

兵庫医科大学救命救急センターでは内視鏡の操作や、緊急止血法についても希望者に対してはそのノウハウを丁寧に指導します。内視鏡検査・止血や処置なのどの手技もセンター内で習得することが可能です。

このように多くの緊急手技を身につけることが可能です。

いろんな手技を身につけたいという方、連絡お待ちしています

em119@hyo-med.ac.jp

 

緊急オペ

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8月に入っても緊急手術が絶えません

外科研修から戻ってきたF先生が、じょーじ先生やI先生、S先生に見守られながら(?)緊急手術に臨んでいます。

熱傷のニュース

我々の救命救急センターには、年間20件台の重症熱傷が搬送されてきます。工業地帯での労災や高齢者独居が多い地域を反映しています。それ故に2年前に、熱傷患者を関連する他科(救急科、形成外科、皮膚科、リハビリテーション科)と連携とスムーズに連携を取るために「熱傷センター」を立ち上げました。当科では日本では数少ない熱傷専門医が2名います。先日は、そのうちの一人、上田敬博先生がニュースのコメンテーターとして急遽インタビューされ、メディアに出ました。

 

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神戸の花火&BBQパーティー

毎年8月の第1土曜日の神戸の花火大会に合わせて、わたくしの家で、医局員やOB、来年入局を考えている先生方ややそのご家族たち、救命救急センターの看護婦さんたちなどが集まって、「神戸の花火&BBQパーティー」を開催しています。ことしは私が顧問をしている軽音楽部の学生や担任をしている学年の学生も来てくれて、総勢40数名(詳細不明)の人々が集いました。当救命救急センターのスタッフは仕事は厳しいですが、遊びも忘れていません。いつも楽しくやっています。P1110073 P1110097 IMG_3695 IMG_3738 IMG_3602 IMG_3540

DMAT隊が災害訓練に参加しました

image8月6日土曜日政府訓練として大規模災害訓練があり兵庫医科大学DMAT隊は三重県での統括本部での訓練を行いました。

予期できない災害には日頃からの訓練の積み重ねが大切です

訓練に参加したDMAT隊の皆さんお疲れさまでした

 

夏休み見学・実習受付しています

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夏休みを利用して南は沖縄から北は北海道まで多くの医学生さんらが見学・実習に参加してくれています

今週は福岡大学の学生さん、帝京大学の学生さんが見学に来られました

兵庫医科大学救命救急センターは7市1町を医療圏とした都市部の3次救命救急センターです

内因性重症疾患はもとより交通外傷・労災・熱傷など多種疾患を対応できる半独立型救命救急センターです

見学・実習(ドクターカー同乗など)随時受け付けています

お問い合わせは

em119@hyo-med.ac.jp