投稿者: きしん

Central Chest Institute of ThailandでECMOの講演をしてきました

img_0881img_0830バンコクのCentral chest institute of Thailandの循環器内科・カテーテルチーム・CCUチームにお招きいただき、ECMO(人工心肺)の適応と管理方法について講演させてもらいました。Indication and management of ECMOと題し、約1時間にわたりELSOのガイドラインや日本の適応や管理をお話しさせていただきました。その後、ハンズオンセミナーとしてプライミング、カニューレ挿入のテクニックや接続での注意点やトラブルシューティングに対して指導させていただきました。国立循環器呼吸器病センターみたいなところでカテチームは年間2000例のPCIを行なっており、CTOや複雑病変も多く治療されているそうです。ECMOを使えることで更に多くの人が救われることを願います 

救命医療学会

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寒くなりましたね

少し前になりますが

9月17日に福岡大学病院で開催された救命医療学会に兵庫医科大学救命救急センターからは4題の一般演題とシンポジウムにジョージ先生が参加しました

臨床・研究・教育を両立するのは大変ですが、大変だからこそやりがいも感じます

明日の医学の発展のため、一人でも多くの命を救うため日々精進していきたいとおもいます

 

スタッフ一同

 

 

第20回阪神ISLS

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10月8日(土)関西ろうさい病院で第20回阪神ISLSを開催しました。

ISLSは脳卒中の初期診療コースで、脳外科や脳卒中専門医に診てもらうまでの気道・呼吸・循環が不安定な時に処置を行い安定化させたり、NIHSS(脳卒中重症度スケール)を適切かつ迅速にとれるように学ぶコースです。

今回も27人もの受講生が参加していただきました。

今回は脳卒中治療ガイドライン2015の初期診療のトピックスも講義させていただきました。

くまもと

kumamoto休みを利用して4月の熊本地震の際に活動した避難所だった江南中学校 健軍東小学校 熊本県立第二高校と被害が大きかったため病院避難を決定し多くの入院中の患者さんを他病院に転院するのを手伝わせていただいたくまもと森都病院、南阿蘇村白水庁舎を訪れてきました。 写真はくまもと森都病院の当時の搬送トリアージに遂力されたコアスタッフの副院長と師長さんらです。 当時はDMAT側と病院側の窓口(連携役)を固定し混乱している状況でもなるべく混乱を避けようとチームビルディングをしたように覚えています。 当時の活動終了後、当時のことやその後のことの話ができないこともあり、4ヶ月経って気になっていたので活動した場所を振り返る目的で熊本にいきました。 くまもと森都病院では当時の被害状況や患者さんらへの対応について詳しく聞くことができました。屋上の貯水タンクが壊れて病棟は水浸しになり、壁にいろんなところに亀裂も入り水は使えない状態で、入院患者足の踏み場もないくらいぎっしりと外来待合室の床に並べ集めて管理せざるおえない状況だったとのことです。また、人海戦術で患者さんをおぶって1階まで搬送したり、排せつやおむつ交換ではプライバシー保護のために看護師さんやスタッフが人間カーテンとなってプライバシーを少しでも維持しようとしたこと、などなど今だから聞けることがたくさん聞けました。また、DMATなど災害医療チームが入ったときに介入された医療機関側はDMATが何をしてくれるのか?どうコミュニケーションをとればいいか最初は困惑したことなども聞けました。この点は災害医療の今後の課題だし、 内外で検討し活かしていきたいものです。当時活動していて感じたのは熊本のコミュニティ、繋がりの強さでした。ここの病院もチームワークは抜群でFor PATIENTSが一貫していました。避難所でもリーダーを中心としたネットワークや協力体制が作られていました。マニュアル厳守ばかりではできない大切な人としての原点を熊本ではみることができたように思います 

内視鏡治療

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内視鏡を用いて食道静脈瘤の治療を行っています

急性期(吐血時)にEVL(結紮療法)で止血後、さらにそのままにしておくと出血するリスクが高い部分に医療用の硬化剤を注入しているところです(EIS)

兵庫医科大学救命救急センターでは内視鏡の操作や、緊急止血法についても希望者に対してはそのノウハウを丁寧に指導します。内視鏡検査・止血や処置なのどの手技もセンター内で習得することが可能です。

このように多くの緊急手技を身につけることが可能です。

いろんな手技を身につけたいという方、連絡お待ちしています

em119@hyo-med.ac.jp

 

緊急オペ

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8月に入っても緊急手術が絶えません

外科研修から戻ってきたF先生が、じょーじ先生やI先生、S先生に見守られながら(?)緊急手術に臨んでいます。

DMAT隊が災害訓練に参加しました

image8月6日土曜日政府訓練として大規模災害訓練があり兵庫医科大学DMAT隊は三重県での統括本部での訓練を行いました。

予期できない災害には日頃からの訓練の積み重ねが大切です

訓練に参加したDMAT隊の皆さんお疲れさまでした

 

夏休み見学・実習受付しています

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夏休みを利用して南は沖縄から北は北海道まで多くの医学生さんらが見学・実習に参加してくれています

今週は福岡大学の学生さん、帝京大学の学生さんが見学に来られました

兵庫医科大学救命救急センターは7市1町を医療圏とした都市部の3次救命救急センターです

内因性重症疾患はもとより交通外傷・労災・熱傷など多種疾患を対応できる半独立型救命救急センターです

見学・実習(ドクターカー同乗など)随時受け付けています

お問い合わせは

em119@hyo-med.ac.jp

第35回近畿外傷フォーラムのお知らせ

第35回近畿外傷フォーラム

開催日時 平成28年7月23日(土)

     14時~17時

場所 兵庫医科大学第3会議室 (10号館3階)

テーマ 高齢者外傷

担当者 宮脇淳志

 

 

 

 

重症広範囲熱傷の処置

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兵庫医科大学救命救急センター 熱傷センターは年間20~30件の重症熱傷患者を受け入れています

写真は全身熱傷の処置の時のもので

これだけたくさんの人が関わって熱傷の処置を行います

当センターの広範囲熱傷患者の治療成績はよくPrognosis burn Index(PBI)が100近くあっても救命している実績が少なくありません。また当センターには2名の熱傷専門医が在籍しており、より専門的で高度な治療により救命が可能です。

兵庫県下で熱傷センターを標榜しているのは兵庫医科大学のみです

熱傷治療にご興味のある方は是非ご連絡ください

em119@hyo-med.ac.jp