私達を支えるもの

以前、肝損、出血性ショック、その他モロモロで搬入された方が外勤先に来てくれた。久しぶりに元気な顔が見れてうれしい。(やっぱり自分と縁のあった人が元気なのはうれしい。)

しかし、ここは病院。問題があってきたわけです。ドレーン抜去部がなかなかふさがらないと。

ごめんなさい。それくらい許して・・・と言いつつも、ずっとふさがらないのはやはり困るよね。

ということで、しっかり検査とちょい処置を行いました。瘻孔ましになっているかなぁ~。また、今診てくれてる先生に聞こう。

その方が「生かされた命だから大事にするよ」と言ってくれたのがうれしかった。

私達は、たまたまその場にいただけで、患者さん達は自分の治癒力で治っていっていると思っている。(そりゃぁ、ちょっとガーゼをお腹につめこんだりさせていただいたけど)

このような言葉を支えに日々を過ごしているのです。

うまくいくばっかりではないけれど、そのたびに「もうムリー、向いてないー、やめてやるー」と言いつつも続けているのは、元気になった人が命を大事にする姿を、笑顔で過ごす姿を見れるからだと思います。

三途の川が見えたであろう人達が、元気に退院していく姿を見るのはうれしい。

少しなごりおしいですが、前のお2人さん、3人目も続きましたよ~。