同郷

わたくしの実家は当センターから近からず遠からず。
よっぽどの場合は搬入もあり得る距離。


なぜ同郷って、仲間意識が芽生えるのでしょうねぇ?不思議です。

最近、同郷患者の搬入ありました。
勝手に親近感。気分は親族。
向こうは来たくて来たのではないし。ここは遠い。
そもそも、救命センターに来なければならない状況になりたい人なんていないし。
死ぬかも。ってことですからね。

「うれしい」は語弊を招く単語なので、
「ようこそ、兵庫医大救命センターへ」

ここに来なければならなかった状況は非常に残念ですが、
私たちに会えたのはラッキーだった。と思って頂けるよう、
全員が最善を尽くしたつもりです。
(?そう?と思うこともちょっとはあったかもですが・・・
(真摯に受け止めますので当方にこっそりお知らせください。))

無事独歩退院を迎えることができ、本当にうれしいです。
これは、本人さんの前向きな心構えが大きく治療に影響したと思います。

ちなみに、先日おすそ分けして頂いた有り余ってたエネルギーは、
無事に次の患者に注ぎ込まれて、死の淵から帰って来ましたよ(その方も、そろそろ独歩退院です)。


退院おめでとうございます。
まだまだ闘病は続き、乗り越えなければならない問題がたくさんあるとは思いますが、
必ず全て乗り越えて行けると確信しております。

久しぶりに実家に帰ってみようかな。