宮脇淳志講師@外傷学会:まとめ

議論が白熱していました。以下は宮脇先生のご意見です。

  • DCOの適応は拡大すれば際限がないのでは???医療者の都合もあるが、やはりETCを目指すべきではないか?
  • Papeの論文から最早15年が経過しており、蘇生の技術も進歩してきている。Windows oppotunityは果たして必要なのだろうか?セカンド ヒットが懸念されるからというのがあるが、DCOの後に呼吸・循環が安定していたらもっと早く、確定的内固定してもいいのではないか?
  • ただし、重度肺挫傷などはやはりDCOで5日以上待った方がいいかもしれない。また、全身状態に関わるDCOをsystematic DCO、整形的に糜爛とか、軟部組織の保護の為のものをローカルDCOと呼称するのが妥当との事だが、この二つは分けないとダメナなのではないか?

 

以上、宮脇淳志講師による今回の学会のまとめでした。