第3回 Acute Care Surgery報告&臨床外科前夜

 

東京であった第3回 Acute Care Surgeryに行ってきました。今回のメインテーマは十二指腸損傷。当科のママさん外科医のM先生が過去10年の10例の十二指腸損傷をざっとまとめて発表したのち、その中の1例を集中的にプレゼンしました。どこの施設も症例数は少なく、うちはその中でもかなり多い方だったんですね。M先生のスライドが出来たのが朝の5時。忙しい臨床&子育て業務の中、良くまとめてくれました。消化器外科領域で昔から常識と言われている管理方法がゴールドスタンダードではないんじゃないか、実際この症例で試みた方法は非常に奏功したという内容です。いろんな意見が出ましたが、自分で手術して術後管理に苦労して救命した症例の発表は説得力がありました。良く頑張りました。一つ前のブログと同じですが、是非論文にしましょうね。

ママさん外科医M先生@Acute Care Surgery 2011

そして、明日は、当科から私の出身医局:神戸大学肝胆膵外科に出向しているF先生が同じく東京で開催されている臨床外科学会で発表です。ほんとは今晩一杯飲みに行く予定だったのですが、後輩のK先生の直前特訓が完了せず、朝イチ発表なので時間切れ。残念だけど、明日の朝は頑張ってくれるでしょう。GOOD LUCK!