ジョージ先生から謹賀新年

皆様あけましておめでとうございます。

 

一昨年4月より私が救急・災害医学講座 主任教授、救命救急センター センター長に就任させていただき、新体制の下で新しい門出を祝ってから、2年が経とうとしております。

 

昨年は2名の新人と2名のベテラン(小児科、外科)が加わり、そして今年は3名の新人と3名のベテラン(外科、小児科、整形外科)が新たに我々の仲間に加わります。

 

2年後には災害拠点病院の耐震化のために政府から頂いた11億円を元に救命救急センターのERとICU、CCU、IVRセンター、病院全体の手術室と外科ICU、周産期センター、アイセンターを容れる急性医療センタービルが完成します。救命救急センターのERにはBurn専用部屋と5つの初療ベッドが設置され、うち2つでは中央手術室まで搬送が難しい症例をその場で全身麻酔をかけて手術が出来るベッドを用意します。

 

研究では昨年は青山倫子研究員がアメリカショック学会と自然免疫・エンドトキシン研究会でアワードを獲得し、今月は橋本篤徳先生がアメリカ集中治療医学会の演題に採択されました。このように短い間に多くの新しい医局員が増え、充実した臨床・研究・教育を行ってこられましたのは、ひとえに支えて下さる皆様のお陰と感謝しております。

 

急性期の初期治療、集中治療、そして急性期医療に関わる各専門科医療(Acute Care Surgery, Acute Care orthopedics, Acute Care Psychology, Acute Care Anesthesiology, Acute Care pediatrics, Acute Care Cardiologistなどなど)を救命救急医の3本柱として、医局員一同、精進してゆく所存です。

 

今後ともなにとぞよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 

平成23年 元旦

 

兵庫医科大学 救急・災害医学講座、救急・災害医学講座

 

主任教授 小谷穣治

 

医局員一同