第38回日本熱傷学会総会・学術集会記

5月31日から東京の京王プラザで開催される熱傷学会での発表とそれに先駆けて行われるスキンバンク講習会と熱傷講習会に参加してきました。

京都大学のS先生も参加されており同じ班でした

スキンバンク講習会ではドナーとなるご家族への説明の仕方や採皮の方法などを学びました

デルマトームを用いた採皮はこんにゃくを代用しての実習でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱傷学会では当センターで行っている重症広範囲熱傷患者に対しての自家培養表皮の肉眼的・病理学的評価について報告しました

熱傷学会は救急・皮膚科・形成外科など多数の科が意見を持ち寄れる貴重な場です。

今回、培養表皮の生着の定義について活発に議論されました。肉眼的・病理学的生着の定義の早期統一・評価法確立が望まれます

いままで救うことが難しいとされてきた広範囲重症熱傷患者に対し、自家培養表皮などを用いて多くの患者さんを救命できればと思っています