センター長の雑感

Taka at Trauma Center of Robert Wood Johnson Medical School University Hospital:New Jersey便り①

当科の上田敬博先生が、かつて私が3年間勤めていたRutgers-Robert Wood Johnson Medical School (RWJMS)University HospitalのDepartment of SurgeryのAcute Care Surgery部門に臨床留学しています。

アメリカからはこのブログにアップできないそうなので、彼からの報告を私が変わってアップいたします。

昨日、上田先生が配属されたTrauma Teamのメンバーの写真が送られてきました。左にいるDr. Peckはかなり優秀だそうです。上田先生はアメリカでの医療を見て日本の医療レベルを評価できているようです。

今後、幾つかのシリーズで上田先生からレポートがあると思いますので、順次アップしてゆきます。

アメリカのような先進国の医療を生で経験することは、今自分のいる位置を客観的に捉えるためにはとても有効です。興味ある先生は御連絡ください。

ところで、兵庫医大の学生とRWJMSの学生はstudent exchange programをもう数年間行ってきましたが、それを担当してくれているfamily medicineのKaren Lin先生が上田先生を買い物に連れて行ってくれているそうです。こういうサポートも助かります。

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兵庫医大救命救急センターのある日

大都市の阪神間では多くの病院があり、それぞれの得意な専門分野を活かして協調的に連携し、いい意味で住み分けでいます。兵庫医大救命救急センターは、重度外傷、acure care surgery, 熱傷、終章の内因性疾患など、いわゆる3次救急患者だけで年間1700件程度受け入れており、各専門診療科の協力のもとで、ER、手術、ICU管理を独立して行っています。

臓器別の専門医を目指すのもかっこいいですが、総合的に全身を診る医師を目指すことは医師の原点と思います。

総合”救急”診療医を目指したい方、経験してみたい方、いつでも当センターの門を叩いてください。

センター長&主任教授

小谷穣治

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アメリカの留学生

先の投稿に書いたように、我々はアメリカの大学病院と交換留学をしています。この夏には、Washington UniversityのKaraと、Robert Wood Johnson Medical SchoolのPengが3週間の研修に来ました。写真は、本学の学生を交えたHOME PARTYの様子です。

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Dr. Taka Ueda arrived at Rutgers-Robert Wood Johnson Medical School

上田敬博副センター長が、アメリカニュージャージー(NJ)州立Rutgers-Robert Wood Johnson Medical Schoolに到着しました。Trauma center, Department of Acute care surgery, 関連病院のNJ Burn Centerで研修します。NJ Burn Centerは全米一番の症例数です。New BrunswickというNJの中心都市にあり、マンハッタンまで電車で1時間位のところで、しかも物価はNew Yorkの半分以下、衣食住の税金はなし、しかもNew Yorkという大都市とアメリカらしい郊外を両方知ることができる、とてもいいロケーションです。

このRobert Wood Johnson Medical Schoolは、私が3年間勤めた大学病院であり、現在は兵庫医科大学と毎年学生の交換留学をしています。今後は兵庫医科大学救命救急センター&救急・災害医医学講座の医師の臨床留学を進めていきます。

海外で仕事をする機会をもつことは、医師として成長するにはとても役に立ちます。ご興味ある方は是非当科の門を叩いてください。お待ちしております。

主任教授&センター長

小谷穣治

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上田副センター長が朝日新聞に取材されました。

根っからの臨床医(もちろん研究業績もたくさんありますが)の上田敬博副センター長が朝日新聞に取材されました。当センターは、上田副センター長のような気概のある救急医たちが阪神地域救急医療の最後の砦として、そして西日本で一番症例の多い熱傷センターとして、日々頑張っています。少しでも救急医療や集中治療を勉強したい方はお気軽に施設見学に来てください。『2016.08.27 朝日新聞(朝刊)27面 (承諾書番号A16-1260)』

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熱傷のニュース

我々の救命救急センターには、年間20件台の重症熱傷が搬送されてきます。工業地帯での労災や高齢者独居が多い地域を反映しています。それ故に2年前に、熱傷患者を関連する他科(救急科、形成外科、皮膚科、リハビリテーション科)と連携とスムーズに連携を取るために「熱傷センター」を立ち上げました。当科では日本では数少ない熱傷専門医が2名います。先日は、そのうちの一人、上田敬博先生がニュースのコメンテーターとして急遽インタビューされ、メディアに出ました。

 

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神戸の花火&BBQパーティー

毎年8月の第1土曜日の神戸の花火大会に合わせて、わたくしの家で、医局員やOB、来年入局を考えている先生方ややそのご家族たち、救命救急センターの看護婦さんたちなどが集まって、「神戸の花火&BBQパーティー」を開催しています。ことしは私が顧問をしている軽音楽部の学生や担任をしている学年の学生も来てくれて、総勢40数名(詳細不明)の人々が集いました。当救命救急センターのスタッフは仕事は厳しいですが、遊びも忘れていません。いつも楽しくやっています。P1110073 P1110097 IMG_3695 IMG_3738 IMG_3602 IMG_3540

ホームページを移転・リニューアルしました。

この度、新しく兵庫医科大学病院救命救急センターのホームページを移転・リニューアルいたしました。

サイトの所在地は、以前からブログを公開していたURL(http://hyo-med-er.info/)となりますので、お手数ですがブックマーク・リンクの変更をお願い申し上げます。

兵庫医大救命救急センターの紹介ビデオを公開しました!

兵庫医大救命救急センターの紹介ビデオを公開しました。このビデオをご覧いただければよくおわかりになると思いますが、病院前診療、Acute Care Surgery、集中治療、災害医療など、多くの仕事をしています。また高度のスキルと知識と経験を持つ多くのスタッフが在籍しております。後期研修医に加えて、すでに経験を積まれている先生の救急修練も随時募集しております。是非、一度ご見学にいらしてください。スタッフ一同、お待ちしております。

小谷穣治