東日本大地震と兵庫医大DMAT

地震が起こった日、私は夕方に福島で講演の予定で、新幹線で移動中でした。緊急停止しても車体が長く揺れているので離れたところで大きな地震があったことが想像できました。急いで大学に帰りたかったのですが、線路の上でドアを閉じたまま7時間閉じ込められ、新大阪に着いたのは夜の12時でした。新幹線の中では「食べるものはありません。」と「相当の時間がかかる。」と繰り返しアナウンスされるので、山に遭難した時を想像して持っていたクッキーを少しずつつまんで空腹に耐えました(被災地の方々に比べたらなんでもありません)。

当日の新幹線の切符

 

新大阪駅にようやく到着。18:05の新幹線に乗って23:50に到着しました。

 

新大阪駅のタクシー乗り場には多くの人が居ますが、いつも一杯のタクシー駐車場は今日はがらがらです。

 

大学に帰ると既にDMATメンバーが医局に集結し、午前3時11分に伊丹空港から自衛隊機で花巻空港に入ることが決定した旨の知らせがDMAT WEBに入ったので、午前4時半に病院前でメンバーを送り出しました。残り組は現地から搬送されて来た傷病者を受け入れるためにICUベッドの調整をしたり、当直シフトを組み直したりします。

 

DMAT web siteの伊丹空港から自衛隊機が出るという知らせ。

 

出発前に救命救急センター前で。

 

持っていく資機材。

 

 

我々は阪神淡路大震災を医療者としてのみならず被災者としても経験しているので、普通では思いつかないようなお役立ち知識があるかもしれません。兵庫医大DMATメンバーの皆さん、一人でも多くの傷病者を救命できることを祈念しています。

そして日本中のDMATメンバーの皆さん、どうかお体に気をつけて頑張って下さい。